コラム

〜 Spiel'07 Essen part.2 〜

2007/10/20 〜 2007/10/21



 では、Part.1に続いてブース紹介をば。
 後半なので、勢いだけになってきていますが、ご容赦を。


▼Heidelberger Spieleverl.:
 記憶が間違っていなければ、Aleaブランドを引き継いだ会社、んで、Fantasy Flight等ドイツ以外の国のゲームを輸入し、ドイツ語化している会社、んで、逆にドイツから世界へ販売している会社。まあ、つまりはボードゲームをグ ローバルに扱う本気で大きな会社です。日本的ならば商社か。
 リメイクされたコンドティエーレ、FF社のDescent、War Craft、フランスはMatagotのKhronos等ビッグタイトルを抑えている非常に強力なところです。とはいえ、開発ではなく販売メインなのですが。
 ここに行くとドイツ語版も英語版も揃えられていて非常に助かりました。

▼Hutter Trade:
 こちらは上記のハイデルベルガーよりは規模の小さい販売会社です。
 とはいえ、Ehrhard Dominiqueの新作 Zirkusparadeがあったりとやりたいことやっているなぁと思わせられる会社です。
 Zirkusparadeはバースト系。。。っぽく見えた(笑) プレイアブルになくて、飾ってあっただけなんですよー(苦しい言い訳)

▼JKLM Games:
 こちらも新興メーカー。本当に今年はそういうのが多い。
 Spiel'07より少し前に発売されたPhoeniciaを大々的に宣伝していました。日本のゲーマーの反応も良いようですし、今後注目されるメーカーとなりそうですね。

▼Jumbo:

 もう、完全にファミリーおもちゃメーカーになってしまってます。ゲーマーのよりつく島はなさそうで(苦笑)
 とはいえ、そういうのも一つのゲームの層なので、残念ではないですね。昔から(タイクーンとか)どちらかといえばファミリー一般向けだったんで正しい方向になったといえばそうなんですが。
 住み分けが進んでいるんですね。

▼Kosmos:

 こちらも住み分けが進んでいるような気がします。しかし、一番ドイツゲームの良さを引き継いでいる気もします。
 今回はどちらかといえば、小説や映画を基にした日本で言うキャラクタービジネスに進んでいます。もちろん、大本はドイツゲームですのでルールは日本のそれとは(主にすごろく)かけ離れてよく出来ています。
 元々ここは教育ゲームがメインだったので、その特色が非常に出てきた、まあ、Jamboと同じ流れなんでしょうか。得意分野を特化させてきている気がします。それでこそブランドが成り立つというものなんですが。

▼Krimusus Krimskramskiste:

 個人的に他とは全く違うテイストで勝負しているメーカーだと思っています。 ここのゲームのほとんどは他のゲームとは一線を画しています。
 ただ、Leo.Coloviniさんのときもそうなんですが、一般受けしないといいますか、マイナー路線まっしぐらといいますか。
 そういう意味で、多数販売は難しそうな感じです。
 というのも安売りが目立ったということなんですけどね。とはいえ、好きな人は好きなメーカーです(笑)

▼Lookout Games:

 今年のSpiel'07で一番注目されていたゲーム(と思う) Agricola、そして、マニア垂涎の(笑) ボーナンザ ファンエディションをリリースしていました。
 プレイ卓はずっとAgricola2卓で埋められており、ずっとプレイされていました。
 AgricolaについてはZ-Man Gamesから英語版が出るので、日本人で購入したい人はそちらを待ったほうがいいかもしれません。何せテキストがめちゃくちゃ多い(笑)

▼Moskito-Spiele:

 久々にシュミールのおじいちゃんが新作を出しました。
 おかげで古参のファンがブースに詰め掛けて新作のTribunをプレイする姿が良く見られました。シュミールじいちゃん直々にインストされてましたし。ファンはその重厚さに満足していたような? これもアッティラと同じ道を進むのかなぁ。

▼Nexus Editrice/ Tenkigames:
 今回は合同でブースを出していました。
 イタリアのメーカーなのですが、どちらかといえばアメリカゲーム寄りのゲームをリリースしています。
 ただ、ゲームとしてはファンが多く、人がいっぱいだったのを良く見ました。特に今はWar of RingやWing of Warかなぁ。ミニチュアセットを売っているのもそこらここらで見ましたし。

▼Pegasus:

 このメーカーってここまで規模が大きくなってきていたんですね。ブースの大きさだけで言えばGoldsieberやHabaといい勝負が出来そうなぐらいでした。人も思いっきり詰め掛けてましたし。
 うーん、一瞬Munchkinの版権を持っているのが大きいのかと思ったけれど、ゲーム内容でも勝負できるようになってきていると思います。特に今年は Kniziaの新作 Hamburgm(だっけ? Eggartのそれとは違うもの)があったり、結構昔から続いているシリーズがあったりと。そういう意味で古参なのか、うー む。
 今後要注意だと思いますよ。このメーカー。(そういう意味でキャラクタービジネスへ傾いてしまう場合も考えられるんだけど)

▼Phalanx Games:

 どちらかといえば、非常に重厚なゲームを好むプレイヤーに支持されているメーカーなのですが、それよりも負けても負けてもくじけない(売れなくても売れなくても拡張を出さずに新作を出す) メーカーという点が非常に好印象です(うちにとってね)
 しかもそういう中にすばらしい出来のゲームもあるから目を離すことが出来ません。
 ただ、その重厚さがどこまでこの業界で地位確立できるかですねぇ。
 個人的にWarゲームとライトゲームの中間をずいずい進んでいる珍しいメーカーなので毎年1-2タイトルでいいからリリースしてほしいところなのですが。

▼Piatnik:

 オーストラリアのゲーム会社なんですよー。ここ。
 ファミリー向けのゲームをたくさんリリースしているのかと思いきや、最近どうもゲーマー向きになってきている雰囲気もあったり。
 個人的に、一番迷走しているメーカーという思い込みがあります。昔のメーカーっぽくていいのですが。
 今年はアウトレットゾーンを設けてました。それを見て、「統一性無いなぁ」と感じてしまったからなんですが↑

▼Queen Games:

 ここは例年変わらないですねぇ。例年同じ場所で新旧織り交ぜて山のようにゲームを積む姿は観光名所となってもいいんじゃなかろうか。あの圧巻さは実際に見ないと伝わらないのです。
 ちょっとしたことであれですが、ここは毎年自社の袋を作っては売ってます。安いので立寄られた方は是非。

▼R & D Games:
 
 
 
 個人的にドイツゲームをどんどん濃厚に重厚にしていったらこんなゲームが出来ました(作りました) という感じを受けてしまう、真のゲーマーズゲームをリリースしているところです。
 今回はKey Harvestをリリースしていました。
 さすがにプレイ時間が長いので全ての人に宣伝したり、プレイしてもらったりというのは難しそうでした。そういう意味で梃子摺っていたメーカーかなぁとか思ったり。

▼Repos Production:

 なんかここだけメキシカンでした。そして、ヤクザでした。
 Cash & Gunsで一躍有名になったメーカーですね。どこの国のメーカーなのか分からないのですけども(汗)
 今年はTRPG風? にしたといわれる Cash & Guns Liveと、武器が増えた Cash & Guns ヤクザ拡張を大々的に売り出していました。
 とはいえ、前述しましたが、やはり拡張ばかりではユーザが飽きてしまうような感じです。まあ、ゲームがゲームなのであれなのですが(内輪向けのゲームと思うのです) あまり頻繁にプレイしている風景というのは見なかった感じです(が、常時人がいなかった訳ではない)
 黄緑色のTシャツも売ってましたが、どちらかというとオレンジのがほしかった(笑) んで、これを着たら無条件にメキシカンになれるようなデザインで(笑)

▼Drei Magier:

 現地で同行してもらっている方がここの社長とお友達なのでよく立ち寄ります(笑)
 今回の新作はゴキブリサラダ(想像するだけでいやなんですが)とMausekarusell、ちょっと前に出たものとしては、Heli Hopperですが、一番イメージの悪い(失礼)、ゴキブリサラダがものすごい人気で、3日目夕方には在庫がなくなっていた感じです。
 あと、ブースに遊園地のコーヒーカップのようなやつがありました。これがMausekarusellのデザインになっていたんですが、やはりというか、子供の格好の遊び場になっていたのはいうまでもなく(笑)
 こういう子供にとって楽しいブースというのは良いですね。今回は紹介していませんが、Habaもそんな感じなんですよ。やはり子供は頭より体を動かしたいみたい(笑)

▼Hans im Gluck:

 うーん、どこのレポートを見てもあんまり載っていないのですが、実は「カルカソンヌ大会」を開いていました。タイマンで(笑)
 やはりこのゲームはタイマンが一番というメーカーの結論なのかは知りませんが、参加者の国旗が示されていたりで、見ていて面白かったです。
 ちなみに日本人参加者はなかった。。。と思います。ちょこちょこっとしか見ていないので。
 ここはいつも通り新作を出していたのですが、ボードすら見ていない始末。すいません。
 の割りに、Oregonの箱は結構見たので売れてはいたのかなぁ。

▼Spielerei:
 聞いたことが全く無いメーカーなのですが、調べるとシャハトの同人ゲームを販売していたようです。その実態はゲーム雑誌販売会社のようです。同人なのかどうかは分かりませんが、それっぽかった(笑) 通じるものがあったので(笑)
 んで、ブースまで行って、あまつさえそこ主催の会場内限定スタンプラリーをして(笑)、さらに商品を当てたり(できすぎだと思う)
 その商品なんですが、来年の年間購読という「おいおい、うち、日本在住ですよ?」 という突っ込みどころ満載の展開になっていたり。
 一応聞いたら送ってくれるってことで住所を書いておきました。さあ、来年が楽しみだ。
 同人ゲームについては購入を忘れるという、おいおいとか言われそうなことをしてました。うむむ。

▼Spielplatz:
 いや、実は出てたんですよ。 違うって(汗)
 韓国のメーカーで、2タイトルほどゲームをリリースしてました。名前が一緒ってやっぱりありえるよなぁとか。

▼Valley Games:

 今回要注目メーカーの一つです。Franz-Bennoの遺作「Container」をはじめ、アナウンスでかの「タイタン」のリメイクや「Big City」のリメイクなど非常に注目されていました。
 実際は「Container」と「Hannibal」を中心とした展開になっていたのですが(その他のリメイク、新作については先送りにされているっぽいです)
 とはいえ、Containerが気にならない訳は無く、人がいつもいっぱいでみんなContainerをプレイしていました。さすが皆さんそういう情報はお持ちなんですね(笑) < 人のこといえませんが。

▼Warfrog:

 うちが行ったときはずっとMartin Walleceがブースに張り付いていてくれました。
 本人に抱きしめられて喜んでいる女性を見たり、うんうん唸りながらゲームをワレスと一緒にプレイしている人をみたり。
 ある意味、そういう人たちにとっては天国的な場所ではないかと。
 そして、今年も発売されていました。未発表? の限定品。実はうちはこのときほとんど残金が無くて、見ることすらしていなかったのですが、書きながら後悔。写真を見る限り、Martin Walleceが単なる叩き合いの戦争ゲームを作るはずありませんよね。くそう。
 なんか、既にEssen終了時で売り切れていたとか聞いているんですが。。。 二度と見る機会ないのかな。。。(毎回こういう後悔を残している気がする)


 ざざっと紹介しましたが、こんな感じです。
 そして、プラッツのレポートのごとく、後半も写真と共にエクストラターン。

 
左が違う日のGipf Project。いつも人がいっぱいなのです。そして、新作もほぼ完売なのです(聞いた) 右はMr.Jackの拡張を出していた。。。 どこだっけ?

 
左が最終日途中経過。右がピッチカーで有名なFerti。

 
Fertiは今年はKniziaのアン・ギャルドを大幅リメイクして出展していました。豪華豪華! 右が2F-Spiele。ねこにゃーにゃー。余談ですが、フリーゼに開場でよく会いました。それだけうろうろしてどこに行っているんだろう?

 
左がEggart SpieleのCuba専用ブース。今回のEggartはそこら中にあったな。右がProlude。どんどん豪華になっていくよね、ここも。

 
左がオランダのThe game master。ロッテルダムというこれまたオランダらしい新作を引っさげて頑張ってました。右がドイツゲーム大賞のブースですね。

 
左がPegasus Spieleの新作 ハンブルグム? あれ、タイトル一緒? クニツィア作ですよ。右が手前Spielerei、奥がEggart Spieleのスペースディーラー専用ブース。そして、スペースな人たちが。。。

 
左がZochのブース。新作が非常に注目だったようです。右がHaba。

 
こちらもHaba。子供がいっぱいいっぱいです。右が見る人には一瞬で分かる、Splotterです。テーブルに広がっているのはアンティキティー? 会場でプレイして終わるものではないぞー(笑)

 
ちょっとした階段の上から。人、人、人! 右が木のコンポーネントでおなじみのGigamic。

 
そして、これがGigamicの新作? なのかな? 昔見たことあるような気もする(汗) 右がMayfairのブース。何気にごっついものが並んでいました。

 
こちらもMay fair。おじいちゃん、ごめんよぅ。右がSchmidt。ここではいつ撮っても誰かが振り返るの(汗)


 
左が木の枝接木ゲーム(ちょっと違う)、アルボスで有名なM+A Spiele。アルボス黒バージョンとかもあったよ。そして、ほぼ最終結果。
 
ホットドッグ屋さんやソフトクリームも売ってます。ソフトは生クリームが強いんだ。ドイツのは。右がイタリアのRavenともう一つ合同で出していた会 社。バネストで売られていた「コアラ」の開発元です。んで、チーパスのイタリア版(豪華版)やKniziaの新作が何気にあったり。そちらについてはその うち日本でみるかもね。

 
こんなこともやっているのさ。リアルに音楽を奏でているのさ。右がテーブルを見て分かる人もいるでしょう。ヤポンブランドです。

 
カタン大会決勝です。右が終了図。見難いですね(汗)

 
という訳で上から。接戦していて面白かったです。右が。。。すいません、メーカー名が出てこないのですが。。。けど、ゲームは知ってる。。。

 
そう、このゲームを昨年発表していた。どこだっけ? 右がドイツでも話題になってます、「碁」のブース。

 
こっからはエクストラ。コミックゾーン。右は武器屋です。

 
こういうイラストも販売しているんですよね。ボードゲーム販売のところとは結構雰囲気が違う。。。

 
ここは。。。 女性専門の防具屋なのかな?(素直にエッチな下着屋さんと言ってしまってもいいかも)、右が武器屋。というか、そのまま武器屋です。

 
最後に偶然取れていたFantasy Flight Games。右がオチ。帰りの列車が20分も遅れておりましたのです(ちゃんちゃん)

 では、また来年。
 いや、本気で行きたいが、難しいだろうなぁ。。。 けど、行きたい。這ってでも!